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竹安 正則; 武石 稔
JAERI-Conf 2003-010, p.178 - 180, 2003/09
予測線量を迅速に得るための計算システムとして、サイクル機構東海事業所では、緊急時環境線量評価システム(SIERRA-II)の開発を行っている。SIERRA-IIは、10分毎に排気筒モニタデータ及び局地気象観測データをもとにランダムウオーク粒子拡散モデルを用いて大気放出放射能の三次元拡散計算を行い、大気中濃度及び空間線量率の空間分布をリアルタイムで評価するシステムである。本発表では、東海再処理施設の運転によるKr-85の大気放出に伴うモニタリングポストでの空間線量率及び大気中濃度の実測データを用いて、SIERRA-IIの検証結果について報告する。
中野 政尚
JAERI-Conf 2003-010, p.181 - 186, 2003/09
核燃料サイクル施設からの液体放射性廃棄物による長期的かつ地球規模での海洋環境影響評価を行うための広域海洋における239,240Puスキャベンジング移流拡散モデルを開発した。大気圏核実験に起因する239,240Pu降下量を入力し、海水及び海底土中放射性物質濃度を計算した。その結果、概ね良好に海水中鉛直分布観測値を再現することができた。また、海底土中239,240Puインベントリーについても概ね良好に再現できた。このことから本モデルは核燃料サイクル施設からの液体放射性廃棄物(特にPu)による長期的かつ地球規模での海洋環境影響評価に用いることができると考えられる。